北海道で遭難・救助された中国人、在札幌中国総領事館に感謝状

画像は在札幌中国総領事館公式サイトから

在札幌中国総領事館公式サイトによると、3月19日夜、中国人1人が北海道の山中で道に迷い、8時間さまよった後、無事救助隊員に救出された。同領事館は、今回の事件を受け、北海道を旅行する中国人に対し、「冬の北海道は、気候が急に変わりやすい。スキーなどのウィンタースポーツを行う際には、くれぐれも自分自身の能力に応じた活動をするように」と再度注意を促した。中国新聞網が伝えた。

在札幌中国総領事館は、3月19日夜、外交部（外務省）領事保護センターから、「中国人1人が北海道の山中で道に迷い戻れなくなった。事態は急を要しており、直ちに捜索・救助活動を始めなければならない」との通報を受けた。領事館は通達を非常に重視、直ちに日本の各方面に事実関係を確認、捜索・救助を要請した。

約8時間におよぶ捜索活動の末、救助隊員が無事行方不明者を救出した。その後、救助された中国人は、領事館に対して感謝の手紙を送ったという。

領事館は、北海道を旅行する中国人に対し、「冬の北海道は、気候が急に変わりやすい。スキーなどのウィンタースポーツを行う際には、くれぐれも自分自身の能力に応じた活動をするように」と再度注意を促している。（編集KM）

「人民網日本語版」2018年3月29日