財政部(財務省)がこのほど発表した最新のデータによると、今年1~2月には全国の国有系企業の経済運営が引き続き好転し、石油・石油化学、鉄鋼、電力、石炭などの重点産業の収益指標が大幅な伸びを示した。同期の国有企業の営業収入は8兆3015億1千万元(1元は約16.9円)に達して前年同期比11.2%増加し、利益は3672億9千万元で同25.3%増加した。国有企業の収入と利益が急増し、利益の増加率が収入の増加率を14.1ポイント上回った。
2月末現在、国有企業の資産総額は163兆5750億2千万元に上り、同9.7%増加した。負債総額は106兆6819億2千万元で同9.3%増加。所有者(株主)の権利の合計は56兆8931億元で同10.5%増加した。
重点産業の国有企業の生産経営指標をみると、同期には石油・石油化学、鉄鋼、電力、石炭などの重点産業の利益が大幅に増加し、増加率が軒並み収入の増加率を上回った。有色金属などの産業の利益は減少率が高かった。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年3月29日
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