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北海道の焼き肉ステーキ店が中国人客に偽装肉販売

人民網日本語版 2015年03月19日14:25

北海道石狩市の焼き肉ステーキ店が2009年7月から2011年11月ごろまで、産地不明の国産和牛を高級ブランド牛「松阪牛」と偽り、中国人の団体客に販売していたことを最近、中国中央テレビ(CCTV)が報道した。同店は、1枚約180グラムの牛肉を、普通の牛肉の20倍以上に当たる3700円前後で販売していた。月に数十件の注文があったといい、日本人には提供していなかった。揚子晩報が報じた。

店を経営する岡茂社長によると、香港の旅行会社などを通じて中国人の団体客を受け入れるようになり、偽装牛肉を提供していた。

同店は生産者が記された松阪牛の証明書をコピーし、「松阪」と印字した自作のシールを箱に貼るなどの工作もしていた。200グラム2400円の牛肉を、「高級牛肉」として180-200グラム3700円で販売していた。売上額は、松阪牛約1100万円、神戸牛約1300万円だった。

岡社長は「松阪牛はネームバリューがあるので売れると思った。出した肉の品質は松阪牛とほとんど差はなく、中国人観光客なら見分けがつかないので、問題はないと考えていた」と説明した。地元自治体は、「景品表示法」に基づいて、正確な表示をするよう同店に指示している。

同牛肉偽装問題には、在日本中国大使館も注目している。(編集KN)

「人民網日本語版」2015年3月19日

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コメント

最新コメント

嵯峨 新一郎   2015-03-19114.158.77.*
昔から、食品の偽装問題が摘発された事例は多くあり、この偽松坂牛問題が初めてではない。今も摘発されていない多くの偽装があるだろうと思っている。