京津都市間鉄道の特等席と一等席の料金が5月27日から値上げ調整される。うち、一等席が88元(約1500円)となり、最も大きな値上げ幅となった。なお、二等席の料金は据え置きという。中国鉄道当局が3日の取材に対して明らかにした。北京青年報が報じた。
料金調整後、北京南駅-天津駅の一等席の料金が65.5元(約1110円)から88元に、特等席が93.5元(約1590円)から99元(約1700円)に値上げされる。二等席の料金はいずれも据え置きで、北京南駅-天津駅の二等席を例にすると54.5元(約930円)のままだ。
統計によると、京津都市間鉄道は2008年に開通して以降、利用者は1日平均延べ8万人以上となっている。16年の利用者統計を例にすると、毎月定期的に2回以上往来している旅客が64万6000人に達しており、定期的に2都市間を何度も往来する固定の通勤客ができている。今月10日から列車ダイヤ改正が実施され、同鉄道には高速鉄道の新車両「復興号」が31往復増え、2往復調整、計81.5往復となった。これは、高速鉄道104.5往復の80%を占める数だ。同都市間鉄道は、中国全土でも復興号の割合が最も高い高速鉄道となる。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年4月4日
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