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特色と魅力にあふれる日本の高速道路サービスエリア

人民網日本語版 2018年04月03日09:43

日本で高速道路を走って遠出をする場合、サービスエリア(SA)をぶらぶらするのを楽しみにしている人は多い。SAがあれば必ず寄るという人もいれば、SAに行くのが目的という人もいる。

東京から東北地方に向かって1時間ほど走ると、日本で非常に人気のあるSA「羽生パーキングエリア」(羽生PA。埼玉県羽生市。SAの小規模なものをPAという)にたどり着く。中に入ると100年の歴史があるパンの店「ドンク」があり、ウィンドウ越しに見える焼きたてのパンに吸い寄せられる。他にも特色あるレストランがたくさんあり、カレー専門店、ラーメン店、カツ丼で有名な店などが並ぶ。お子様向けセットに力を入れる店が多く、ちびっ子たちはつまらない移動の途中に目でも舌でもおいしい食事を取ることができる。スターバックスやずんだ茶寮Caféなどのカフェ、24時間開いているコンビニエンストア、東京土産を売る店もある。

東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)広報課の川上圭介課長代理は、「車で東北に行く時は家族や友人に東京土産を持っていくことが多いが、買う時間がない時もある。そのようなお客様のために、羽生PAには選りすぐりの東京土産を取り扱う店を設置した。弊社は東京の土産物販売会社を対象とした入札を行い、本物の東京土産をここで買えるようにした」と説明した。

羽生PAは建物の外観がとても粋だ。同社が2009年に13億円を投入して立て替えを行い、運営管理の担当者も3人配置した。今や年間利用者はのべ400万人を超え、特に8月のお盆の帰省シーズンには、一日約2万5千人が利用する。入居する店舗の年間の売上高は22億円に達する。

日本の高速道路のSAは非常にきれいで清潔だ。川上氏の説明によると、「SA内の清掃作業は同社傘下の清掃専門会社が担当し、隅々まで気を配る。たとえば掃除用モップはきれいに洗い、しっかり水を絞ってから床面を拭くとか、レストランの掃除は食事時を避けるとか、さまざまな注意事項がある。弊社の傘下には検査を専門に手がける会社もあり、汚れた場所やいやな臭いなどがあれば、ただちに担当者に連絡して掃除してもらう」という。


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