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司法ビッグデータ「離婚の危機は結婚2~7年目がピーク」

人民網日本語版 2018年03月23日16:19

最高人民法院(裁判所)は22日、中国司法ビッグデータ研究院はこのほど、離婚案件に関する報告書を取りまとめ、その内容を明らかにした。報告によると、2017年、全国の裁判所で結審した離婚に関する案件は140万件以上に達した。2016年1月1日から2017年12月31日までに一審が結審した離婚案件についてみると、離婚が多いのは、結婚2年目から7年目の夫婦だった。新華社が伝えた。

統計データによると、過去2年間に全国の裁判所で一審が結審した離婚案件のうち、原告が妻であるケースは全体の73.4%を占め、夫婦の年齢差は、0歳から3歳が最も多かった。そして夫婦の一方が離婚を望んでいるが、相手が同意しない案件が91.09%に上った。離婚案件のうち、当事者双方が今後も婚姻関係を継続していくという結果で終わったケースは65.81%だった。

また、統計データによると、夫婦間の感情のもつれが原因で裁判所に婚姻関係の解除を申し出た夫婦が77.51%を占め、家庭内暴力(DV)が原因で離婚を申し出たケースは14.86%。全国でDVが原因となった離婚案件で一審が結審したもののうち、男性から女性に対するDVの割合は91.43%を占めた。DVの主な内容は、殴る蹴るなどの肉体的暴力、罵るなどの精神的暴力、およびその両方だった。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年3月23日

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