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丁俊暉選手が中国人として初の「世界スヌーカー殿堂」入り

人民網日本語版 2018年05月11日16:28

中国のスヌーカー選手である丁俊暉氏が10日、「世界スヌーカー殿堂」入りすることが決まった。中国選手としては初めての快挙となる。新華社が伝えた。

ロンドン中心部にあるドチェスターホテルで10日夜に開催されたスヌーカー年度表彰式において、舞台に上がった丁俊暉選手は、世界プロフェッショナルビリヤード・スヌーカー連盟のジェイソン・ファーガソン会長から、名誉ある殿堂入りを記念するトロフィーを受け取った。

丁俊暉選手のほか、殿堂入りしたもう一人の人物は、意外にも、世界プロフェッショナルビリヤード・スヌーカー連盟の会長を務めた経験をもつ英国の著名スポーツプロモーターであるバリー・ハーン氏だった。当然ながら、ハーン氏の殿堂入りは、スヌーカー競技の実績によるものではなく、過去数年間のスヌーカー普及運動における功績による。

ファーガソン会長は、「スヌーカーに対する丁俊暉選手の貢献については、一言で言い表すことはできない。彼は、スヌーカー界では極めて貴重な人物であり、今回、殿堂入りという栄誉を獲得したのは、至極当然のことだ」とコメントした。

世界スヌーカー殿堂は2011年に創設され、これまでに28人が殿堂入りを果たしている。その多くが、世界選手権で王者となった選手たちだ。丁俊暉選手は、2016年のSindhu Pulsirivong選手(タイ)に続き、アジアで2番目に殿堂入りした。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年5月11日

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