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両脚切断の69歳中国人登山家がエベレスト登頂成功 身障者としては最年長

人民網日本語版 2018年05月16日10:22

両足を切断した登山家・夏伯渝さん(69)が、43年前にかなえることができなかった夢をついに成し遂げた。14日午前10時41分、エベレスト山の頂上に到達したのだ。夏さんのエベレスト登頂挑戦はこれで5度目。今回、夏さんは身体障害者としては最年長での登頂成功となった。現在、夏伯さんは下山途中だ。北京青年報が報じた。

エベレスト登頂は夏さんの43年来の夢だった。1975年、夏さんは中国政府の後援を受けたチームと共に初めてエベレスト登頂に挑戦した。そして、その雄大な景色に魅了され、エベレスト登頂を目指すことに誇りを感じた。

しかし、その時は、頂上から200メートルの地点まで登ったものの、下山せざるを得なかった。その後、夏さんは凍傷などにより両脚を失った。それでも夏さんは、エベレストの頂上に到達するという夢を胸に抱き続けた。そして、義足を付けるようになってから、夢が再燃し、その実現に一歩近づいた。

夏さんにとって、最大の課題は、頂上を目指すための体力とコンディションを保つことで、毎朝5時に起きて、スクワットを1500回、腕立て伏せを360回、腹筋を180回こなした。また、毎週4-7回北京の香山に登った。

2014年から16年の3年連続で、夏さんは登頂に挑戦したものの、雪崩や地震、悪天候に阻まれ失敗に終わった。そのため、今回は、夏さんにとって5回目の登頂挑戦だった。夏さんは頂上で「2018年5月14日8時31分(ネパール時間)、43年間抱き続けた登頂の夢をついにかなえた」と叫んだ。 (編集KN)

「人民網日本語版」2018年5月16日 

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