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最も脂肪燃焼を促す食べ物は? トウガラシ、ショウガ、ニンニク

人民網日本語版 2018年06月05日11:06

適切な食べ物を摂取することも、ダイエットに役立つことが、最新の研究から明らかになっている。ここでは脂肪燃焼を最も促す助けとなる食べ物を総ざらいしてみよう。英デイリーメール紙の報道を引用して生命時報が伝えた。

〇トウガラシ

研究によると、トウガラシの辛味成分カプサイシンは、体脂肪を燃焼させてエネルギーに変える仕組みを刺激し、エネルギー貯蔵の役割を担う白色脂肪細胞を、体熱を生成する褐色脂肪細胞の熱産出を模倣するように誘導する働きを備えている。新鮮なトウガラシやトウガラシのソースでも同様の効果を得ることができるという。

〇全粒穀物と野菜

玄米やオーツ麦などの全粒穀物、ホウレンソウやキャベツなどの葉物野菜、リンゴや梨などの果物には、食物繊維が豊富に含まれており、一般的に腸で完全に消化・分解されずに、身体が必要とする分をオーバーしたエネルギーを体外に排出する働きがある。

〇ブラックペッパー(黒胡椒)

ブラックペッパーに含まれるピペリンには、熱を産生する働きがあり、カプサイシンと同じように脂肪細胞の分解を促す働きもある。

〇ショウガ

ショウガに含まれるジンゲロールは、新陳代謝を促す働きがある。ショウガを食べると、空腹感が抑えられ、減量に効果的。ショウガ茶も同様の効果がある。

〇ニンニク

ニンニクに含まれるアリシンは、体内の褐色脂肪細胞の脂肪燃焼・熱産生効果を高める働きがある。ニンニクは、生のまま食べても、つけ汁やソースと組み合わせても良い。

〇わさび

他の辛い食べ物と同様、わさびにはカプサイシンなどの化合物が含まれており、脂肪燃焼・熱産生効果がある。和え物、麺類、刺身などを食べる時に、わさび醤油やわさびオイルを添えると良い。

〇緑茶

研究によると、緑茶に含まれるカフェインやポリフェノールの一種であるカテキンはいずれも、新陳代謝を促進するのに有益で、エネルギー消費量を高めるのに役立つ。

〇鶏肉と豆製品

タンパク質は複雑な栄養素で、分解・消化に多くのエネルギーを必要とする。例えば、300キロカロリー分の鶏肉を摂取した場合、その30%は消化プロセスに費やされる。鶏肉や豆製品はいずれも、脂肪燃焼の促進にとって非常に良い選択肢だ。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年6月5日

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