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世界初の抗HIV長期有効融合抑制剤、中国で発売が許可

人民網日本語版 2018年06月05日13:59

前沿生物薬業(南京)股フン有限公司(フンはにんべんに分)が4日に発表した情報によると、同社が自主開発した国家1類新薬「艾可寧」(注射用「艾博韋泰」)が、国家薬品監督管理局から発売認可を得たという。艾可寧は世界初の抗HIV長期有効融合抑制剤で、同社が自主開発し、世界において独自の知的財産権を持つ。科技日報が伝えた。

臨床3期試験中期データの分析によると、「1級調剤治療に失敗したHIV感染者」に対して艾可寧を毎週1回注射し、ロピナビル・リトナビルを投薬した場合、その治療効果は世界保健機関(WHO)が推奨する2級調剤(3薬混合、対照組)と同等かそれ以上の効果が得られる。また、テノホビルジソプロキシルフマルの対照組の調剤と比べると、統計的にはより高い腎臓安全性を示している。艾可寧は新しい分子作用メカニズムをもち、流行中のHIV-1ウイルス及び薬剤耐性ウイルスに対しても効果的だ。かつ注射が週に1度と少なく、薬剤耐性の壁と安全性が高く、副作用が少ないといった独自のメリットを持つ。患者の薬への依存度を大幅に引き下げ、生活の質を高めることができる。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年6月5日

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