「上海炭素市場10周年座談会・上海環境エネルギー交易所2018年会員大会」で、17年における上海の炭素取引量が過去最多を記録し、現物取引量と取引価格が共に上昇し、各種現物の取引量が前年比54.39%増の3596万9800トンに達したことが明らかになった。また、上海の炭素市場で、排出枠管理にもりこまれている企業の16年度の排出量は枠内に抑えられ、4年連続で100%枠内で収められた。新華社が報じた。
現在、上海の炭素市場で取引されている商品は、現物と先物の2種類となる。現物取引では、上海の炭素の排出枠、中国認証排出削減量(CCER)が取引されている。17年の上海における炭素市場では、割り当て量996万3900トンが取引された。取引があった日は244日間で、1日当たりの取引量は4万トンを超えた。1年で最も多かった1日当たりの取引量は74万6000トンだった。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年8月7日
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