王毅国務委員兼外交部長(外相)は10日に北京で中国・アラブ諸国協力フォーラムの第8回閣僚級会議の議長を務めた。新華社が伝えた。
王部長は「中国の西への開放という大きな趨勢とアラブ諸国の東への発展という新たな潮流は向き合って進み、互いに呼応しており、『一帯一路』共同建設の中東での全体的布陣が急速に形作られつつある」と指摘。
また「中国とアラブは『一帯一路』共同建設の協力パートナーだ。4年前に習近平国家主席はアラブ諸国を『一帯一路』共同建設に招待した。4年後、双方はこのプラットフォームでの実務協力を拡大し続けており、すでに中国はアラブ諸国にとって第2の貿易パートナーとなり、アラブ諸国に対する直接投資残高は150億ドルを超える。双方はエネルギー協力を主軸、インフラ整備と貿易及び投資の円滑化を両翼、原子力、宇宙・衛星、新エネルギーの三大ハイテク分野を突破口とする『1+2+3』協力の枠組をさらに固め、安定促進、イノベーション協力、生産能力の連携、友好強化を支えとする『四大行動計画』を全面的に推し進めている。中国とアラブによる『一帯一路』共同建設の中東での全体的布陣が急速に形作られつつある」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年7月11日
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