「立秋」は、旧暦二十四節気の中で13番目にあたり、この日から暦の上では「秋」となり、「孟秋(初秋)」の季節が始まる。立秋は一般的に、太陽暦では8月7日または8日頃となる。秋の始まりを告げる「立秋」が過ぎると、気温がだんだんと下がり初め、穀物が熟し、農民たちは「豊作」の季節を迎えることになる。
「立秋」に関する各地の風習は非常にバラエティに富んでいる。
貼秋▼(▼は月へんに票)」
立秋に煮込みや焼き肉など様々な調理方法で作った肉を食べるという風習。
◆秋(◆は口へんに肯)、別名「噛秋」
一部の地方で行われる風習で、立秋にスイカを食べる。スイカを食べることで、次にやって来る冬と来春に腹下しをすることなく、秋の間ずっと病気知らずに元気にいられると信じられている。浙江などの地域では、立秋の日にスイカと焼酎を食することで、マラリアを防ぐことができるという民間信仰が残っている。
このほかにも水餃子を食べたり、土地の神様を祀ったり、トウキササゲの葉を髪に挿すといったような風習もある。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年8月7日
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