ベルギーの首都ブリュッセルの有名観光スポット「ミニヨーロッパ」公園で4日夜、中国をテーマとする花火イベントが開かれた。駐EU中国使節団とミニヨーロッパが共催し、ベルギーEU・中国国際文化交流公司が事務局を務めた。情熱的な中国の民間舞踊や中国と西洋が融合した音と光のショー、美しくまばゆい花火などを通じて、現地の人々は滅多に目にすることのできない視覚と聴覚の祭典を楽しんだ。イベントは今年の「中国-EU観光年」に輝かしい彩りを添えることとなった。
ミニヨーロッパはブリュッセルを象徴するアトミウム近くにある欧州各地の代表的な景観をミニチュアにした有名な公園。その敷地面積は2万4000平方メートルに達し、EU28ヶ国を象徴する建築物のミニチュア模型が集められている。ミニヨーロッパは3週間にわたり、土曜日夜だけ音と光と花火のショーを行っている。
ミニヨーロッパの園長は、「花火祭りは23回目で、例年と最も異なっているのは、中国文化をテーマとしていることだ。中国-EU観光年は欧州観光市場に新たな活力を与えている。ミニヨーロッパもその利益を手にし、多くの中国人客を迎えている。中国の要素を加えたことで、今年の花火祭りはお祝いムードが濃くなり、より多くの注目を集めた」と話した。
駐EU中国使節団の王紅堅臨時代理大使は、「今回の中国をテーマとする花火祭りは、中国-EU観光年の重要なイベントの一つだ。中国-EU観光年は今年の中国・EU関係の大きな見どころだ。双方の観光業の交流強化に重要な契機をもたらし、双方のその他の産業の協力を新たな段階に押し上げると同時に、双方の相互理解と認識を促進した」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年8月8日
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