エジプトの国営テレビで9月から中国の映画7作品が、1週間に1作品ずつ7週連続で放送される。新華社が報じた。
中国映画チャンネルとエジプトの国営テレビはこのほど、9月27日から、エジプトの国営テレビ第2チャンネルで毎週木曜日に中国映画を放送することで合意し、契約に調印した。放送されるのは、「大唐玄奘」、「ライジング・ドラゴン」、「失われた時間」、「山の郵便配達」、「愛在他郷」、「戦火中的芭蕾」、「鮮花」の7作品だ。
中国映画チャンネルセンターの張玲・副センター長は、「いろんなテーマとスタイルの中国映画を選んだ。現実主義がテーマの作品もあれば、時代物、外国人が好きなカンフー映画もある。これらの作品は、中国映画の現在の製作レベルを反映している。エジプトの人々に気に入ってもらえるとうれしい」と話す。
エジプト国家映画センターのセンター長によると、「2017年以降、エジプトと中国は映画の分野で深い連携を展開してきた。共同で開催した映画の主演俳優・女優が登場するイベントの回数だけでも、過去の開催数の総和を超えている。当センターは今後、中国でエジプト映画ウィークを開催するほか、中国企業と合作映画を製作し、合作映画製作のために設備や人材育成も提供していく」とした。
張副センター長によると、「エジプトは輝かしいそして悠久の映画史を誇っており、エジプトの映画・ドラマは20世紀において常に中東において先頭を走っていた。一方の中国は現在、世界第二位の映画市場に発展している。17年、中国で各種映画が計970作品製作され、中国国内の興行収入は88億ドル(約9816億円)、海外での興行収入と販売収入が約7億ドル(約780億円)に達した」とした。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年8月31日
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