中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は28日の定例記者会見で「日本側が自らの軍備拡充のために様々な口実を探し求めないことを望む。地域の平和・安定及び中日関係の大局の観点から、両国の相互信頼と安全の強化、地域の平和・安定維持に資する事をするべきだ」と表明した。
【記者】日本防衛省が28日発表した2018年度版「防衛白書」は、中国の軍事拡張と「領土的野心」を注視するとした。これについてコメントは。
【華報道官】日本の新版「防衛白書の」中国に関する記述について、今「拡張」と「野心」に言及された。私はまだ白書を読んでおらず、それが白書の原文なのか知らない。だがそのような記述を、われわれは受け入れられない。「拡張」や「野心」というレッテルを中国に貼ることはできない。中国の正常な国防建設と軍事活動に対する白書の非難に言及されたが、中国側の正常な海洋活動に対してとやかく言うのは全く根拠がなく、極めて無責任でもある。
日本側が自らの軍備拡充のために様々な口実を探し求めないことを望む。地域の平和・安定及び中日関係の大局の観点から、両国の相互信頼と安全の強化、地域の平和・安定維持に資する事をするべきだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年8月29日
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