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長時間睡眠は危険?10時間寝ると早死にする確率が30%アップ

人民網日本語版 2018年08月28日09:27

米国心臓協会(AHA)ジャーナルに掲載された研究報告から、一晩の睡眠時間が10時間の人は、8時間の人と比べ、早死にする確率が30%も高くなり、しかも脳卒中と心・血管疾患で死に至るリスクも高まることが判明した。台湾「中時電子報」の報道を引用して中国新聞網が伝えた。

以下、報道文章の概要。

研究チームのTara Narula医師によると、今回の報告には、約330万人を対象とした74項目におよぶ研究結果が網羅されている。これによると、睡眠時間が長い人は、もともと、睡眠時無呼吸症候群やうつ病、貧血など、潜在的な医療上の問題を抱えている傾向が高いという。

さらに、睡眠時間が長くなるに伴い、炎症の発症増加、昼夜リズム逆転による生理機能の変化、免疫システムの弱体化などが起こる可能性が高くなる。また、これらの人は、もともと、運動不足など健康に悪影響が及び得る行動や習慣を持っていることが多いことから、睡眠時間が長くなる傾向がある。

Tara Narula医師は、「連続した規則正しい健康的な睡眠モデルは、極めて大切。質の高い睡眠習慣とは、毎日決まった時間に寝て、目覚めて起床することだ。また、涼しく快適で静かな暗い部屋で、電子機器を周囲に置かない睡眠環境を整えることが望ましい」と提案している。

なお、18歳から64歳までの成人は、毎晩7時間から9時間の睡眠時間を確保する必要があるとしている。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年8月28日

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