中国アフリカ協力フォーラム北京サミットが近く開催される。中国とアフリカの首脳が北京に集い、発展の大計を共に話し合い、手を携えて中国とアフリカの人々の幸福を増進し、より緊密な中国アフリカ運命共同体を構築するために壮大な青写真を描く。人民日報海外版が伝えた。
■「一帯一路」共同建設、共同発展を実現
18年前に中国とアフリカ諸国が共に提唱する中、中国アフリカ協力フォーラムが発足し、双方の集団対話と実務協力の効果的な制度及び重要なプラットフォームが築かれた。
その後の18年間で中国アフリカ協力フォーラムは中国アフリカ協力を先導する旗印となり、南南協力の模範を築いた。
現在中国国民は中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現に尽力しており、アフリカの人々も発展・振興というアフリカの夢の実現に尽力している。自国の発展戦略を「一帯一路」建設と連携させ、経済グローバル化の波にさらに融け込むことがアフリカ諸国の願いとなっている。
「一帯一路」国際協力サミットフォーラムでは、ケニア、エチオピア両政府が中国政府と経済・貿易協力協定に調印した。インフラ融資協力協定、内陸コンテナヤード事業融資協定、エネルギー分野協力覚書といった文書の1つ1つが、手を携えて発展する中国とアフリカの決意を示している。
今年5月にケニアがアフリカで6番目にアジアインフラ投資銀行(AIIB)に参加した。先日、中国はセネガル、ルワンダと「一帯一路」共同建設覚書に調印し、モーリシャスと「一帯一路」協定の早期調印について合意した。
「『一帯一路』構想はアフリカ諸国に大きなメリットをもたらす」。アフリカ経済研究連盟の担当者は、アフリカと中国のパートナーシップは相互尊重及び共通の夢の追求の上に築かれていると指摘。「アフリカ諸国は経済の多元化と地域統合のプロセスを進めるうえで、積極的に視線を中国に向けるべきだ」とする。
中国アフリカ協力フォーラム北京サミットが「協力・ウィンウィン、手を携えてより緊密な中国アフリカ運命共同体を構築」について新たな共通認識にいたり、「一帯一路」共同建設構想、国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」、アフリカ連合の「アジェンダ2063」及びアフリカ各国の発展戦略の連携を強化し、中国アフリカ協力に新たな空間を切り開き、より高い質、より高い水準で中国とアフリカの共同発展を後押しすることを人々は期待している。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年8月30日
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