日本の気象庁の3日の予報によると、台風21号(チェービー)が4日にも四国地方から紀伊半島に接近し、上陸する見込みだ。同庁は猛烈な風や大雨に襲われる恐れがあるため、警戒を呼びかけている。またこれをうけ、在大阪中国総領事館も同様の警戒を呼びかけている。新華網が報じた。
台風21号は現在、南大東島の東海上を急速に北上しており、4日にも日本は全国的に強風、大雨の天気になるとみられている。なかでも近畿や四国地方では最大風速が45メートルになり、最大瞬間風速は65メートルに達する恐れがあるとみられている。
日本航空は3日、大阪空港を発着する便など4日の国内線117便の欠航決定を発表した。JR西日本も4日早朝から一部の京阪神エリアの在来線全線で運行を取りやめる予定だと発表した。
奈良県奈良市は、市内にある公立の幼稚園と小中学校84校を臨時休校にすることを発表。その他、大阪、神戸、高松などの百貨店やショッピングモールでも臨時休業を明らかにしている。
日本政府は、官邸危機管理センターに情報連絡室を設置して、台風21号による被害状況の把握や対応に当たっている。
在大阪中国総領事館は3日、日本に住む中国人に対して、台風関連の情報や警報に細心の注意を払うほか、危険な場所には行かないこと、災害に対する事前の備えといった対応策の数々を行うよう呼びかけている。また、緊急事態に直面した場合は、直ちに同領事館や中国外交部のグローバル領事保護サービス緊急コールセンターに連絡するよう呼びかけている。(編集KN)
「人民網日本語版」2018 年9月4日
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