1号航空機格納庫の完成予想図。総面積は、サッカースタジアム5つ分またはバスケットボールのコート80面に相当する3万9千平方メートルと、現時点でアジア地域最大の航空機メンテナンス・格納庫となり、同時に、世界最大スパン・単体として規模最大の航空機メンテナンス・格納庫ともなる。(画像提供:北京市建工集団)
北京新空港南航基地1号航空機格納庫の完成予想図(画像提供:北京市建工集団
9月3日午前10時37分、中国南方航空(南航)北京新空港基地1号航空機格納庫の鉄骨造骨組みが全て完成し、棟上げが完了した。今回棟上げが完了した1号航空機格納庫は、占有面積が3万9千平方メートルと、サッカースタジアム5つ分またはバスケットボールのコート80面に相当する広さで、エア・バスA380型機12機やボーイング777機3機など航空機12機を同時に収納できる。この格納庫は、完成後、アジア地域最大の航空機メンテナンス・格納庫となり、同時に、世界最大スパン・単体として規模最大の航空機メンテナンス・格納庫ともなる。北京青年報が伝えた。
北京新空港南航基地の建設プロジェクトは、運営・保全オフィスビル、単身者・夜勤担当者用宿舎、航空食品エリア、航空機業務・メンテナンスエリア、貨物輸送の5大機能区プロジェクトで構成されている。計画によると、南航北京新空港基地5大プロジェクトはいずれも今年の年末までに相次ぎ棟上げ・シーリング(天井張り)が完了し、2019年6月末までに竣工する見通し。
国家発展・改革委員会の規定によると、新空港の営業がスタートした後、南航北京新空港基地は、北京新空港における航空旅客業務量の40%を担当するという目標にもとづき建設が進められている。南航は、2025年までに、北京新空港に航空機200機以上を乗り入れ、1日あたり発着フライトを900本以上とする計画という。輸送力の投入規模に見合うよう、同社は北京新空港に約2万人のマンパワーを投入する予定。このほか、同社は、建設計画、ターミナルビル地上サービス計画、市場発展年度計画などの遂行を目指し、関連準備作業に力を入れ、新空港完成後はスピーディかつ効果的にフライトを就航させる方針。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年9月5日
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