母親パンダの「良浜」と赤ちゃんパンダ (撮影・鐘欣)
誕生直後は、あまりにも小さかったため、自力で母乳を吸う事ができなかった。赤ちゃんパンダがしっかり成長できるように、飼育員が「良浜」の母乳を搾乳して、保育器に入っている赤ちゃんパンダに与えていた。また、赤ちゃんパンダの体温が異常に低くなることを防ぐため、厳しい温度と湿度のコントロールを行うだけでなく、飼育員は毎日決まった時間に、赤ちゃんパンダを保育器の外に出して母親パンダの「良浜」に預けて世話をさせることで、自力で母乳を飲むことができるよう励ました。飼育員の努力が実を結び、赤ちゃんパンダは誕生から2日目にはようやく自力で母乳が飲めるようになった。誕生から最初の数日間、赤ちゃんパンダは、母乳を飲むと体温が異常に低くなるという状態が見られたことから、飼育員は、授乳が終わるとすぐさま赤ちゃんパンダを保育器に戻していた。赤ちゃんパンダが成長するにつれて、体重と体毛の量も増え、体温も徐々に安定してきた。赤ちゃんパンダの体毛は、今では黒と白の模様がはっきりしてきており、間もなく眼も見えるようになるという。
アドベンチャーワールドでは、赤ちゃんパンダの公開と同時に、名前の公募もスタートする。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年9月12日
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