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北京市房山区に中国初の5G自動運転実証区を設立へ

人民網日本語版 2018年09月19日14:49

北京市房山区政府は中国移動と協力し、北京ハイエンド製造業基地で中国国内初となる5G自動運転実証区を設立する計画だ。第1期車両テスト用道路が19日、正式に対外開放されるという。情報によると、5Gネットワークは遅延を10ミリ秒内に抑え、安全性を大幅に高める。

北京ハイエンド製造業基地の2.2キロの第1期車両テスト用道路で、一般的なセダン、SUV、遊覧用車両などの各種自動運転車がテストを行っていた。記者はテストスタッフに同乗してもらい、レーザーレーダーを搭載した自動運転SUVに乗車して取材を行った。スタッフがハンドルの発車ボタンを押すと、車はループ状のテスト道路を時速40キロで走行した。加速、カーブ、赤信号での停車など一連の操作を自動的に完了し、カーブする際には自動で減速する。

自動運転技術サプライヤー、馭勢科技の研究開発センターでは、カメラやセンサー、レーダーを搭載した多くの自動運転車が駐車されていた。デスクのパソコンの画面には、自動運転の中核設備「車脳」から伝わった情報が表示されていた。

隣の5G自動運転テスト運営指揮センターでは、道路状況を表示する電子巨大ディスプレイが壁全体を占領しており、画面右側には一連のデータ表と、基地内の動的シミュレーション映像が表示されていた。

現場の中国移動のスタッフによると、基地内には中国初の5G自動運転車テスト開放道路が敷設されている。10ヶ所の5G基地局、4つのスマート交通制御システム、32ヶ所の自動車・道路共同(V2X)情報収集ポイント、115ヶ所にスマート感知設備が取り付けられており、5Gスマート化自動車試験場の環境を構築している。指揮センターのディスプレイに表示されていたのは、このテスト道路の動的データだ。これにはエリア内の自動運転車及び歩行者のリアルタイムの座標位置、信号の変化などの状況が含まれる。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年9月19日

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