央視市場研究股フン有限公司(CTR。フンはにんべんに分)はこのほど、中国の消費市場、広告市場、メディア市場の最新の発展情勢に関する報告を発表した。それによると、中国の日用消費財市場は消費バージョンアップの流れが続いており、今年6月末までの1年間の売上高は前年同期比4.5%増加し、このうちオンラインチャンネルが引き続き全チャンネルの伸びを牽引し、売上高は同30.3%増加した。「北京日報」が伝えた。
2018年上半期には、消費者のオンラインとオフラインでの消費の融合が加速し、両チャンネルで同じように購入する消費者の割合が57%に達し、全チャンネル購入の流れがますます明らかになった。
上半期には中国全体で広告市場の広告宣伝費は同9.3%増加し、テレビメディアの広告収入は同7.2%増と大幅増加して従来型広告市場を赤字から黒字に転換させた。広告は引き続き成長傾向を維持し、従来型屋外広告が同11.2%減少して減少幅が拡大した。営業経費を増やそうと計画する広告主が増加し、多様な営業スタイルの実際の効果やシナジー効果をより追求するようになり、広告宣伝費がさまざまなメディアに振り分けられるようにもなった。
同報告はメディアの発展を分析して、「メディア伝達が垂直化する傾向がますます明らかになり、産業化・実体化への発展がメディアの融合・モデル転換の重要な方向性となり、メディアの機能がますます多様化している」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年8月29日
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