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人民網日本語版

中日介護サービス協力フォーラムが北京で開催

人民網日本語版 2018年10月24日16:10

中国国家発展改革委員会と日本経済産業省が共同主催する第1回中日介護サービス協力フォーラムが今月23日、北京で開催された。人民日報が報じた。

中国の人口高齢化には▽規模が非常に大きい▽増加スピードが速い▽地域的不均等発展が見られる‐‐‐の3つの特徴がある。 規模に関しては、2017年末時点で、60歳以上の高齢者人口が2億4000万人以上に達した。増加スピードは、00-17年にかけて60歳以上の高齢者人口の割合が世界では約3ポイント上昇したのに対して、中国はその2倍以上の7ポイント上昇した。不均等という点では、中国で人口の高齢化に最も早く突入した都市と最も遅く突入した都市では、36年の差がある。

中国国家発展改革委員会社会発展司の欧暁理司長によると、今後、以下の分野で介護サービス業のハイクオリティな発展を推進する計画だ。まず、政策を確実に実施すること。そして各地で投資・融資、土地、税費、人材サポートなどの優待政策確実に実施するよう推進し、政策が確実に実施されているか監督・追跡分析を強化し、社会の企業などが介護サービス業に参加するためのコストを下げ、便宜性が増すようにする。次に改革・イノベーションを推進すること。介護業界の信用体系構築を加速させ、介護サービス総合改革や公営の介護機構改革などを試験ポイントを設置して深化させながら展開し、各地の典型的なケースや効果的なノウハウを適時総括し、デモンストレーション効果が形成されるよう推進する。3つ目に、多元化した資金投入を強化すること。中国国家発展改革委員会は今後、「第13次5カ年計画(2016-20年)」社会サービス徹底プロジェクトの実施推進を継続し、中央政府の予算内で資金を投じて、介護サービス施設の建設をサポートし、徹底するための保障能力を向上させる。また、社会資本が、国が建設して民間が経営するというスタイルや介護産業特定項目債権の発行などを通して、積極的に参加できるようサポートし、効果的な供給を拡大させ、さまざまな層の多様化した介護サービスの需要を満たす。

同フォーラムの開幕式で、中国国家発展改革委員会社会発展司の■福慶副司長(■は赤へんにおおざと)は、「今年はちょうど中日平和友好条約締結40周年で、中国と日本が介護サービス業の政策をめぐる意思の疎通や交流を強化し、企業間の実務的な協力展開を推進するというのは、重要な意義がある」と述べた。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年10月24日

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