「一帯一路」(the Belt and Road)と中国、日本の協力モデルをテーマとした「一帯一路と中日協力モデルシンポジウム」が、3日に日本・東京で開催された。参加した専門家から、「中日経済は相互補完性が強く、協力分野の可能性は幅広い。両国は『一帯一路』建設というチャンスをつかまえて協力を強化すべき」との見方が示された。
日本のシンクタンク・富士通総研の金堅敏主席研究員は、「『一帯一路』構想が提起されてからの5年間に、中国と沿線各国との協力の範囲が拡大を続け、深まりも増し続け、『一帯一路』構想は経済のグローバル化への発展を加速的に推進する重要なプラットフォームになりつつある」と述べた。
日本の総合商社・双日株式会社の海外事業部海外事業課の林千野・中国デスクリーダーは、「両国企業はすでに第三国市場でいくつかの協力プロジェクトを展開している。日中企業にはそれぞれの長所があり、両国企業が協力を強化することで長所が活かされ短所が補われ、第三国での事業をよりよく展開することが可能になる」と述べた。
このシンポジウムは日本華人教授会議と上海交通大学日本研究センターが共同で開催した。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年11月5日
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