中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館は10月31日、南京大虐殺生存者の王秀英さんが北京時間同日午前5時36分に病気により死去したと発表した。享年93歳。1925年10月6日生まれの王さんは1937年、南京陥落後、家族とともに寧海路難民区に避難した。その後、親族の2人が日本軍による南京大虐殺の犠牲となった。北京晩報が伝えた。
今年に入り、10数人の南京大虐殺生存者が次々とこの世を去った。同館の凌曦・副館長は、「南京大虐殺生存者の平均年齢はすでに90歳を上回った。現時点で、登録されている生存者は100人足らずとなってしまった」と話した。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年11月2日
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