人民日報社と海南省政府が共同で開催する「2018『一帯一路(The Belt and Road)』メディア協力フォーラム」が10月30日、海南省のボアオで開催された。同フォーラムのテーマは、「共同建設、共有、協力、ウィンウィン」で、90ヶ国・国際組織、205のメディア・機構から来たゲスト256人が開幕式に出席した。人民網が報じた。
中国全国人民代表大会常務委員会の吉炳軒・副委員長は挨拶の中で、「習近平主席が提起している『一帯一路』を共に建設するという重大な構想は、大局を見通し、大勢に順応しており、各国の発展の共同の願いにもマッチしている。そして、それは、世界の開放型協力、世界の経済ガバナンス体系改善、世界の共同発展・繁栄促進、人類運命共同体構築推進に、中国が参加するための『中国の案』となっている」と語った。
中国共産党中央委員会宣伝部の蒋建国・副部長は挨拶の中で、「メディアは積極的に『一帯一路』の共同建設の記録者、参加者、推進者とならなければならない。各国のメディアが共に『一帯一路』建設の素晴らしいストーリーを発信し、『一帯一路』という美しい光景を描き出すことを願っている」と語った。
人民日報社の李宝善社長は挨拶の中で、「『一帯一路』の共同建設は、世界の発展スタイルや世界のガバナンスを整備し、経済のグローバル化の健全な発展を推進し、実践プラットフォームと重要なルートを提供することに役立つ。メディアが協力することで、各国の国民同士の『心のシルクロード』が築かれることを願っている」と語った。
フォーラムでは、『一帯一路』共同建設をめぐって、メディアが積極的に意見を交換し、アイデアを出しあった。フォーラム会期中、中国(海南)自由貿易試験区政策説明会や第1回海南島国際映画祭の発表会見も開かれた。 (編集KN)
「人民網日本語版」2018年11月1日
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