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ネット世代の95後 ソーシャル活動盛んで個性を重視

人民網日本語版 2018年11月26日15:27

有料会員になることをよしとし、動画で視聴者コメントを熱心に送り、精神の独立性を追い求め、自分の感情を表現することを大切にする。こんな傾向をもち、生まれた時からインターネットがある95後(1995年から1999年生まれ)は、大手インターネット企業にとって常に研究の対象だ。「北京晨報」が伝えた。

酷鵝ユーザー研究院がこのほど発表した報告によると、95後はインターネットの発展とともに大きくなったユーザーたちで、「新しい物事を好む」、「トレンドを追いかける」のが、そのネット商品の利用でみられる典型的な特徴だ。興味の方向性をみると、「オタク文化」を尊ぶ95後は、家の中でゲームをしたり動画を見たりすることが多く、一般的に睡眠がリラックスであり娯楽にもなっている。毎日利用するアプリケーションの中で利用頻度が最も高いのはソーシャルアプリで、ソーシャルメディアが興味のあるコンテンツを取得する際の主要チャンネルとなり、コンテンツはソーシャル化し、ソーシャルメディアの影響力が新しいアプリをダウンロードする時に重要な役割を果たす。コンテンツを追求する際には自分の興味に基づいて選択し、ネットで有名だからという理由では選ばず、見た目や才能をより重視する。人と共有することを好むと同時に、個性を活かした自己表現も重視し、視聴者コメントのような面白くて個性を発揮できる双方向交流を好む。

ゲームに夢中になり、ライブ配信にハマり、ショート動画に詳しい。95後にはこんな固定的なイメージがある。一方、中国社会科学院社会学研究所青少年・社会問題研究室の田豊・副室長は、「世間は95後に対して決まり切った見方をしている。70後(1970年代生まれ)や80後(1980年代生まれ)が無料のインターネットサービスを好むのとは異なり、95後はさまざまな有料会員になりたいと考える人々だ。このような映像や文化、知識に費用をかけるという行為が示すのは、個人的な文化的シンボルを追求しようとする95後の心理状態だ。さらに95後は物質的・文化的に豊かな暮らしをしている人が多く、支払い能力があり、これにネット時代の文化消費の価格がますます低下していることもあって、95後は気に入ったものには費用をかけたいと考えている。次々発信される視聴者コメントの中で、95後は発言権を獲得した。これはつまりサイバー空間を積極的に占拠しようとする態度にほかならない。サイバー空間には大人が決めたたくさんのルールがないからだ」と説明する。

文化消費だけでなく、95後はソーシャル活動においても、趣味的な特徴が色濃く現れている。このほど開催された騰訊(テンセント)のグローバル協力パートナー大会で、騰訊QQが若者のコンテンツ生態圏をより一層促進する一連の発展計画を発表した。関連データによると、コンテンツソーシャルプラットフォーム・QQ看点の現在の一日あたり有効ユーザー数は1億人を超え、このうち95後が70%に迫る。「コンテンツ+プラットフォーム」モデルを通じ、QQはコンテンツとプラットフォームのアクセス数の優位性を結びつけた。QQ看点の場合、QQプラットフォームの大量のユーザーやつながりに基づいて、ゲーム、二次元の漫画・アニメ、スター、エクストリームスポーツ(Xスポーツ)、ファッション・メイク、先端技術などの若いユーザーが喜ぶコンテンツとユーザーの興味関心との正確なマッチングが実現した。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年11月26日

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