国家林業・草原局が21日に発表した情報によると、全国緑化委員会と国家林業・草原局がこのほど通達した「国土大規模緑化行動の積極推進に関する意見」は、次の目標を掲げた。2020年までに生態環境を全体的に改善し、生態安全障壁をほぼ形成する。2035年までに美しい中国の目標をほぼ実現する。2050年までに林業先進国の仲間入りを果たす。科技日報が伝えた。
同意見の要旨は下記の通り。
2020年までに森林率を23.04%、森林蓄積量を165億立方メートル、村の緑化率を30%、草原総合植生率を56%、新規砂漠化改善面積を1000万ヘクタールにする。2035年までに国土生態安全枠組みをほぼ形成し、生態サービス機能と生態許容力を大幅に強化し、生態状況を根本的に好転させる。2050年までに生態文明を全面的に向上させ、人と自然の調和的な共存を実現する。
2020年までに国家備蓄林を700万ヘクタール建設する。2万の国家森林郷村、森林人家を建設する。200の国家森林都市、6つの国家級森林都市圏、360の国家園林都市を建設する。1万2000の造林(草)合作社(隊)を作り、10万以上の貧困人口を生態プロジェクトの建設に参加させる。
1億5000万ムー(1ムーは0.06ヘクタール)の森林育成・退化林修復を実施し、新たに30の森林品質向上模範プロジェクトを開始する。29億6600万ムーの天然林を全面的に保護し、天然林資源保護2期プロジェクトを実施し、19億4400万ムーの天然喬木林を全面的に保護する。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年11月24日
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