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年末旅行 国内は温泉とスキー、海外は買い物と南半球

人民網日本語版 2018年12月13日10:19

クリスマスと正月が近づき、中国観光市場はまた1つのピークを迎えている。複数の旅行会社を取材したところ、年末は観光地や人気旅行先を訪れる人が比較的少なく、価格も相対的に安いことから、休みをつなげて旅行に出かける人が多い。国内旅行では南への避寒旅行、北へのスキー、スケート、雪景色を楽しむ旅行がとりわけ好調で、海外旅行では季節が反対になる南半球、ショッピングなどがキーワードとなっており、南極ツアーも人気上昇中という。「国際商報」が伝えた。

▽国内旅行:温泉とスキーが引き続き人気

年末が近づき、クリスマスや正月に合わせて、「がんばった自分へのご褒美」として旅行を選ぶ人がとても多い。途牛旅遊網によると、現在、国内旅行先の予約ベスト10は海南省、雲南省、福建省、広東省、広西壮(チワン)族自治区、東北地方周遊、四川省、湖南省、華北地方周遊、陝西省となっている。ここからわかるのは、南方の避寒ツアーと北方のスキー、スケート、雪景色を楽しむツアーが引き続き主力だということだ。

途牛の関連責任者は、「北のスキー、スケート、雪景色を楽しむツアーでは、スキー、スケート、温泉、雪景色などのコンテンツが中心になり、黒竜江の哈爾浜(ハルビン)、吉林省の長白山や北大壺などが今年も人気だ。「長白山・万達洲際酒店ファミリールーム往復航空券・3~8日間フリーツアー」などの「瓜果親子ツアー」ブランド、「吉林霧淞島-松花湖寒中釣り-雪郷-虎林園-ハルビン往復航空券・6日間ツアー」などの「牛人専線」シリーズは非常に人気がある。

東北のほか、北西地域は冬から春にかけてのシーズンの優遇措置が打ち出されたこと、閑散期で価格が下がることなどを受け、質の高い氷雪観光資源や多彩な冬~春旅行シーズンのオプショナルを擁する内蒙古(内モンゴル)自治区の呼倫貝爾(フルンボイル)、新疆維吾爾(ウイグル)自治区の阿勒泰(アルタイ)、西蔵(チベット)自治区、甘粛省などが今年の氷雪観光の新たな目的地になった。

ここ数日、北方各地が急激に冷え込んだことから、温かい南方を年末の旅行先に選ぶ人が増えており、海南、福建、雲南などが人気上昇中だ。途牛の「海南三亜・ホライズンリゾート&スパ・往復航空券3~8日間フリーツアー」、「厦門(アモイ)-鼓浪嶼(コロンス島)・往復航空券4日間ツアー」、「麗江-香格里拉-大理-玉竜雪山・往復航空券6日間ツアー」などの路線は、年末のツアー日程がどこも予約でいっぱいだ。

このほか遠くまで足を伸ばせない観光客は、近場の温泉で寒さを避ける。現在、北京市、江蘇省、安徽省、浙江省などの温泉ツアーの人気が上がっている。途牛のモニタリングデータでは、北京の古北水鎮温泉、南京の湯山温泉、黄山酔温泉インターナショナルリゾートホテル、安吉の江南天地温泉などの観光指数が上昇しており、「北京古北水鎮・古北之光温泉リゾートホテル・ドライブ2日間ツアー」や「南京湯山温泉・キャンピングカーキャンプ場・ドライブ2~3日間ツアー」などの周辺観光商品が猛烈な売り上げをみせる。


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