法の支配とルールの遵守を自称する米国とカナダの発言に対して、外交部(外務省)の華春瑩報道官は17日の定例記者会見で「これほど多くの事が起きた後もなお、米国とカナダが法の支配とルールの遵守を自称しているとは驚きだ。私からすると、これは現代版の「裸の王様」にほかならない」と述べた。
【記者】先週金曜日にカナダと米国は外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を開いた。カナダ外相は中国企業幹部の拘束について「カナダは法の支配の原則と国際条約の義務に基づき行ったのであり、米国とカナダは共に法の支配とルールを遵守する国だ」と述べた。ポンペオ米国務長官は「カナダ国民の不法な拘束は受け入れられない。彼らは釈放されるべきだ」と述べた。これについてコメントは。
【華報道官】これほど多くの事が起きた後もなお、米国とカナダが法の支配とルールの遵守を自称しているとは驚きだ。私からすると、これは現代版の「裸の王様」にほかならない。
正義感に富む多くのカナダ民衆が連日次々に在カナダ中国大使館に手紙を送り、あるいはカナダメディアを通じて、カナダ側のやり方は理にかなわず合法的でないと公に批判している。著名な経済学者サックス氏を含む多くの米国人もこの件の本質と害を鋭く指摘している。
中国側はカナダ側に対して、直ちに過ちを正し、当該中国国民を釈放し、彼女の合法的で正当な権益をしっかりと保障するよう強く求める。米側に対して、当該者に対する逮捕状を直ちに取り下げるよう強く求める。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年12月18日
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