一部メディアがこのほど華為(ファーウェイ)の5G事業がドイツ、日本、フランスなどでつまずいたと伝えたことについて、華為が19日に「最近の華為の5G事業に関するメディアの報道についての状況説明」を発表し、一部の報道は事実に反しているか誤解されていると発表した。中国経済網が伝えた。
華為は「状況説明」の中で、「現在、華為のドイツにおける事業はすべて正常に行われている。フランスでは各プロバイダーの5G構築に積極的に参加している。日本ではプロバイダーの5G入札書類に関するやりとりや実験局のテストに積極的に参加している。ニュージーランドでは同国政府がプロバイダーに提起した5Gプランに異なる意見が出てはいるものの、監督管理プロセスはまだ完了しておらず、プロバイダー側は政府と引き続き調停を進め、華為との協力を変わらずに維持する意向を示している」と指摘した。
また「状況説明」によると、「現在、華為は5Gのビジネス契約を25件獲得しており、世界のビジネスパートナー50数社との間で協力合意に調印し、5G基地局のビジネス向け出荷量は1万を超えた。2019年上半期には5Gチップを搭載した5Gスマートフォンを発表し、19年下半期には大規模な商用化を実現する予定」という。
5Gとは第5世代移動通信システムのこと。4Gを引き継ぎながら、より速い反応を実現し、より大きなデータ伝送の処理が可能になり、平均通信速度は4Gネットワークの100倍以上の10Gbpsに達する。華為は5Gの技術とビジネスで業界のトップを走り、現在は業界内で唯一のエンドツーエンドの5Gシステム全体にわたるサービスの提供が可能なメーカーだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年12月20日
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