賃金は大学生が就職を考えるときに注目する重要ポイントであり、都市が人材を誘致し引き留められるかどうかを決める重要な要因でもある。データによると、2017年度の4年制大学卒業生で一線都市において就職した人は、卒業から半年後の平均月収が5970元(約9万7399円)に達し、「新一線都市」で就職した同卒業生の平均月収を1311元(約2万1389円)上回った。一線都市の賃金水準には引き続き優位性があったことがわかる。「北京日報」が伝えた。
一線都市とは北京、上海、広州、深センを指し、「新一線都市」には成都、杭州、重慶、武漢、西安、天津、南京、長沙、瀋陽、青島、無錫、蘇州、寧波(ニンポー)、大連が含まれる。データによると、17年度4年制大学卒業生で一線都市において就職した人の満足度は71%に上り、「新一線都市」で就職した人を3ポイント上回った。さらに分析すると、「新一線都市」の中には、4年制大学卒業生の満足度が一線都市とほとんど変わらないところがあったことがわかる。個別の満足度をみると、北京が76%、上海が74%、広州が71%、深センが70%だった。「新一線都市」では杭州の満足度が75%で北京に次ぐ高い数字となったほか、天津が72%、南京が70%と高かった。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年12月19日
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