「ユンケル欧州委員長が、中国の対アフリカ支援によってアフリカの多くの国々が巨額の債務を抱えることになったと発言した」件について、外交部(外務省)の華春瑩報道官は19日の定例記者会見で「アフリカ諸国の債務問題は根本的に言って不公正な国際経済秩序の産物だ。中国と協力を実施したことで債務上の困難を抱えることになったアフリカの国はない」と述べた。
【記者】報道によると、ユンケル欧州委員長は18日、アフリカ欧州ハイレベルフォーラムの記者会見で「多くのケースにおいて、中国の対アフリカ支援によってアフリカの多くの国々が巨額の債務を抱えることになった。こうしたケースは欧州とアフリカの関係においては見られず、この面でわれわれは中国より良くやっている」と述べた。これについてコメントは。
【華報道官】中国側は常に「真実親誠」の理念と「正しい義利観」を堅持し、アフリカ各国と互恵・ウィンウィンの実務協力を実施し、アフリカの経済発展と民生改善を力強く支えており、アフリカの人々から幅広く歓迎され、国際社会から一致して認められている。中国と協力を実施したことで債務上の困難を抱えることになったアフリカの国はない。
アフリカ諸国の債務問題は根本的に言って不公正な国際経済秩序の産物だ。現在アフリカの一部の国が債務問題を抱えることになった原因は何か。主要債権者は誰か。事実は明らかだ。関係方面が自らがすべき事を仕上げ、アフリカの経済発展へのサポートをしっかりと強化することを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年12月20日
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