浙江省杭州市と安徽省黄山市を結ぶ高速鉄道「杭黄高速鉄道」が25日午前8時34分に正式に開通した。これにより中国東部地区に人気観光スポットを結ぶゴールデン観光ルートが新たに加わったことになる。人民網が報じた。
杭黄高速鉄道は東の杭州市から、杭州の富陽区、桐廬県、建徳市、淳安県を通過して、安徽省績溪県に入り、最終的に黄山市に到達する。全長は265キロ。杭州南、富陽、桐廬、建徳、千島湖、三陽、績溪北、歙県北、黄山北の9駅が設置されており、設計運行速度は250キロだ。
杭黄高速鉄道の沿線には、黄山、千島湖、杭州の西湖、富春江など、観光名所・名勝がたくさんある。沿線には5A級(最高ランク)の景勝地7ヶ所、4A級の景勝地がおよそ50ヶ所あり、ネットユーザーの間では、「『名城、名湖、名江、名山』を結ぶ世界級ゴールデン観光ライン」と称されている。同高速鉄道を利用すれば、観光スポットまで時間をかけずに行き、じっくりとその地を堪能できる。中国各地からやって来る観光客もゆったりと江南文化を堪能することができるようになるだろう。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年12月25日
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