◆自動運転車を無料で予約
しかし何といってもAI公園で断トツの人気を誇っているのは、自動運転バスの「阿波龍」だ。この丸々とした青い小型バスは、世界初の量産型L4クラス自動運転バスで、百度と金龍客車が共同開発した。L4クラスとは、ヒトが全く関わらない条件のもと、自動運転できることを意味する。
早速、取材のため、実際に試乗してみると、車内には運転席もハンドルもなく、座席しかなかった。車内に座るとケーブルカーに乗っているような感覚になる。動き出すと「阿波龍」の運転はとてもなめらかで、歩行者を確認すると、その7、8メートル手前から徐々に減速する。
丁氏によると、「阿波龍」には各種センサーが搭載されており、人間の目のように周囲の状況をリアルタイムで判断できる。百度が独自開発した自動車ブレーンと車載コンピューティングセンターが加わると、リアルタイムで環境情報を感知し、ルート最適化を実現できる。周囲の車や歩行者の行為を予想し、ブレーキや回避などのスマート操縦制御を行うことができる。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn