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北京市にある世界初の「AI公園」を散策 (3)

人民網日本語版 2019年01月03日08:38

◆「空気」と話をする奇妙な体験

AI公園には一見した限りではいたって普通の休憩所がある。その外観は涼んだり、足を休めるための東屋のようだが、「小度小度」と一声呼びかけると、さまざまな特技を披露してくれる。「小度小度、広場ダンスをお願い」と言うと、休憩所はハイテンションで「オッケー、広場ダンスの音楽を流すよ」と答える。一人で寂しい時も休憩所とおしゃべりを楽しむことができる。天気予報を聞いたり、この近くに何か美味しいものはないかと聞いたり、さらには冗談を言わせることもできる。

空気と話をしているように見えるが、利用客との対話は百度のAI分野における重要プロジェクト、対話型AIOS「DuerOS」の一環だ。

丁氏は、「このOSを搭載すると、音声認証や自然言語処理などの技術能力、及び百度の巨大な情報・サービス生態、さらに海淀公園のサポートにより電力やネットワークなどの難題を克服し、休憩所全体を大きな小度スマートスピーカーにしてしまっている。ここはただの休憩所ではならない。その背後には百度の十数年にわたる中国語検索の蓄積、それからQQ音楽、蜻蜓FM、懶人聴書などの音楽及び音声コンテンツ資源がある。これは十数種類のスマホアプリの機能に相当する」と話した。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年1月3日


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