古本の売買が盛んに
報告の統計によると、18年は古本などの売買などが盛んに行われた年となった。フリマアプリ・閑魚では、売却、贈与する形で古本のやり取りが行われた。同年、古本の一人当たりの平均取引数が最も多かった都市トップ3は、広東、上海、北京で、それぞれ1.59冊、1.11冊、1.08冊だった。
閑魚が描き出している「知識の流動地図」を見ると、多くの図書が沿海の省・市から中・西部の省・市に移動している。うち、18年、流入した図書が最も多かった都市トップ5は、四川省、重慶市、湖北省、湖南省、河北省だった。
「80後」と「90後」が読書の主力に
「読書報告」によると、「90後(1990年代生まれ)」は依然として中国の読書の主力軍となっている。18年、天猫と淘宝で本を購入した人のうち、「90後」は37%を占め、38%の「80後(80年代生まれ)」とほぼ肩を並べている。
読書の方法を見ると、「90後」のチョイスは多元化しており、電子書籍を選ぶ人のうち46%が「90後」と、ほぼ半数を占めている。
電子書籍と紙媒体図書のどちらを見ても、中国の図書市場や読書環境はいずれも秩序よく、健全に成長していることは人々を喜ばせている。読書報告によると、18年、中国図書消費者は前年比19%増となり、読書人口は前年比で約3000万人増えた。それに伴い、天猫、淘宝の図書の販売数も17%増と、急増した。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年1月10日
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