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北京市民の読書量が年平均で11.74冊に

人民網日本語版 2018年12月07日15:27

大型読書イベント「第8回書香中国・北京閲読季」が6日、北京市西城区天橋芸術センターで開催された。会場では、「2017―2018年度北京全市民閲読総合評価報告」が発表され、業界の注目を集めた。この評価報告では人々を喜ばせるデータが報告された。それは北京市の総合読書率が年々上昇しており、全国トップレベルを維持しているほか、読書に特化したソーシャルコミュニティも、北京市民の新たな閲読の選択肢としての地位を確立した点だ。北京日報が伝えた。

華聞伝媒研究院プロジェクト実行責任者の王徳軍氏は、「この報告をまとめるのに5ヶ月を要した。調査は、2017年11月にスタートし、2018年3月に終了。北京閲読季が関連部門、専門調査機関および業界専門家とともに、サンプリング調査を通じて、北京16+1区に住む7歳から70歳までの市民および関連する政府部門を対象とした聞き取り調査を実施。有効サンプル数は9765件に達し、ここから北京市居住人口2100万人の状況を類推することを可能にしている」と紹介した。

報告によると、北京市民の総合読書率は93.48%で、全国平均レベルを13.18%上回った。また紙版書籍の読書率は84.1%で、全国平均レベルより25.03%高かった。デジタル書籍の読書率は89.11%で、全国平均を16.11%上回った。

王氏は、「2年ほど前から、国による伝統文化教育への回帰とネット上のソーシャルコミュニティにおける読書イベントの展開をうけて、紙版書籍の読書が代々的に推進された。2017年-2018年度北京市民の年間紙版書籍読書数は平均11.74冊で、前年度比0.77冊増加、全国平均の4.66冊を大幅に上回り、全国トップレベルに立った」とした。

また、報告によると、北京市民の1日あたりの平均読書時間は119.46分。そのうちデジタル書籍の読書時間は90.95分で、紙版書籍の読書時間は28.51分だった。

関連調査データによると、北京市内の公共図書館は前年比4.34%増の6052館。図書館の座席総数は同8.34%増の13万3158席。24時間セルフ図書館は同12.79%増の194館。市三級図書館の1日あたりの来館者数は同26.1%増の延べ2万4830人となっている。また図書館から貸し出された書籍は、年間812万6897冊で、同26.26%増。注目すべきは、新型の読書スペースが、政策の主導を受けてたちまち立ち上がった点だ。「読書スペースでの読書習慣がある」とした市民は19.34%、「ここ1年間で、身近にある書店やユニークな読書スペースがどんどん増えた」と感じている人は19.89%に達した。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年12月7日

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