1日に発表されたグローバル・リアルタイム・ランキング「パスポート・インデックス」によると、アラブ首長国連邦(UAE)のパスポートが世界最高の価値を備えており、世界167ヵ国にビザなしで入国することが可能という。167ヵ国のうち113ヵ国はビザ免除、54ヵ国は到着後にアライバルビザを取得すれば入国できる。「パスポート・インデックス」は、グローバル金融コンサルティング企業アートン・キャピタル社が発表しており、ランク付けは、ある国のパスポートでビザ免除あるいはアライバルビザ取得で入国できる国家の数を基準としている。UAEの英字紙「The National」の報道を引用して環球時報が伝えた。
UAE「Gulf News」の報道によると、パスポート実力ナンバーワンはUAEのパスポートで、ちょうど47回目の建国記念日にあたる12月2日に首位に立った。この結果は、同国の文明度の高さを反映すると同時に、地域および世界から尊重され、認められていることの表れともいえる。
2016年、UAEのパスポートランキングは世界第27位、132ヵ国にビザなしで入国可能だった。2017年、同国外務省は「パスポートパワー」強化策を提唱、同国のパスポートが2021年までに世界パスポートランキング上位5ヵ国入りを果たすことを目標に据えた。その後、同国のパスポートランキングは急上昇し、特に今年に入って目覚ましい伸びを見せた。10月には第4位に躍進し、11月にはシンガポールとドイツに次ぐ第3位となった。そして12月1日、ついに首位に躍り出て、当初の目標を3年前倒しで実現した。
現在、UAEに続くパスポートランキング第2位はシンガポールで、166ヵ国にビザなしで入国できる。このうち127ヵ国はビザ免除、39ヵ国はアライバルビザが適用される。ランキング第3位はドイツ。中国のパスポートランキングは第58位で、75ヵ国にビザなしで入国可能となっている。うち28ヵ国はビザ免除で、47ヵ国はアライバルビザが適用される。仏華字紙「欧州時報」によると、全体的に見て、圧倒的多数の国で、ビザ免除政策が軒並み拡大しており、これは、人々の移動の自由度がますます高まっていることを意味している。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年12月4日
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