上海駅に到着した「復興号」の新型車両「緑巨人」の調整作業が始まり、春運期間中にその運行がスタート(撮影・張亨偉)。
〇新型車両の登場で乗客体験がグレードアップ
2019年春運期間中、鉄道部門は運行ダイヤのさらなる合理化を行い、臨時列車の増発を実施、乗客のニーズに対応する。このうち「復興号」の運行本数は、291.5往復から400往復に増え、北京-哈爾浜(ハルビン)、北京-広州、上海-昆明、重慶-貴州を結ぶ高速鉄道では、夜行列車が増発されるほか、時速350キロメートルの新規購入された高速車両180往復が導入される。また、浙江省杭州-安徽省黄山、湖南省懐化-衡陽など複数の新路線が開通する。
このほか、今月5日に全国鉄道ダイヤ改正が行われた後、新型「復興号」列車が続々と登場した。
5日、京滬(北京-上海)高速鉄道で、17両編成の超ロング版「復興号」の運行がスタートした。乗客定員1283人と、16両編成列車より90人(7.5%)定員が増えた。
また、「緑巨人」という愛称を持つ時速160キロメートルの「復興号」も新たに登場する。
〇「春運」の試練に初めて臨む新路線
複数の新路線は、初めての「春運」を迎えることになる。2018年7月に開通した江湛(広東省江門-湛江)鉄道と昆楚大(昆明-楚雄-大理)鉄道、2018年9月に開通した広深港(広東―深セン―香港)高速鉄道、哈佳(黒竜江省哈爾浜<ハルビン>-佳木斯<ジャムス>)鉄道の各線は、「春運」の試練に初めて臨むことになる。
また、昨年末に開通した杭晶(杭州-南昌)高速鉄道杭州-黄山区間、北京-哈爾浜(ハルビン)高速鉄道承徳-瀋陽区間、済南-青島高速鉄道など10本の新路線も、初めて春運に臨むことになっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年1月21日
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