欧州最大の長距離バス運営会社のFlixBus(本社・ミュンヘン)は13日、フランスとドイツで今年4月より、EV長距離路線を試験的に営業すると発表した。EV長距離路線は欧州で初となる。ドイツメディアの報道によると、FlixBusは今回、中国企業の宇通と比亜迪が生産するEVを採用する。中国新聞社が伝えた。
FlixBusは同日、今年4月に開通予定の仏パリとアミアンを結ぶEV長距離バス路線における試験営業区間の全長は約150キロであることを発表した。同社は今年の初夏にも、独ヘッセンからバーデン、ヴュルテンベルクを結ぶ別のEV長距離バス路線を開通させる。
ドイツメディアの報道によると、同社が欧州市場で初めて導入するEV2車種は、宇通の「ICe12」(フランス市場)と比亜迪の「C9」(ドイツ市場)となっている。前者は53座席で、最高時速は100キロに達する。後者は40座席で、最高時速は90キロ。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年3月15日
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