出稼ぎ労働者、1980年代生まれが5割超 平均月収3721元 (2)

人民網日本語版 2019年04月30日16:26

報告によると、新世代の出稼ぎ労働者のうち半数以上を「80後(1980年代生まれ)」が占めている。1980 年代以降に生まれた新世代出稼ぎ労働者は、出稼ぎ労働者全体の51.5%を占め、前年比1.0ポイント上昇した。このうち「80後」は50.4%、「90後(1990年代生まれ)」は43.2%、「00後(2000年以降生まれ)」は6.4%を、それぞれ占めた。

〇出稼ぎ労働者の学歴、中学校卒業が多数

全出稼ぎ労働者を学歴別でみると、義務教育を受けていない人は全体の1.2%を占めた。小学校卒業は15.5%、中学校卒業は55.8%、高校卒業は16.6%、短大卒業以上は10.9%、短大卒業以上の学歴の出稼ぎ労働者の割合は、前年比0.6ポイント上昇した。

〇伝統的サービス業に従事する出稼ぎ労働者が増加

報告によると、第三次産業に従事する出稼ぎ労働者の割合は50.5%、前年比2.5ポイント上昇した。第二次産業従事者は49.1%、同2.4ポイント下落。このうち製造業に従事する出稼ぎ労働者は27.9%、同2.0ポイント下落した。

〇出稼ぎ労働者の平均月収、前年比236元増

統計データによると、出稼ぎ労働者の平均月収は着実に上昇しており、2018年は3721元(約61,600円)、前年比236元(6.8%)増、増加スピードは同0.4ポイント上昇した。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年4月30日

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