食事の時間になると、出前の配達員が忙しく働く姿を目にする。スーパーやコンビニ、薬局、花屋などの外食以外の業界も、何でもスムーズに届けることはできないのだろうか。経済日報が伝えた。
デリバリー大手の美団は6日、「美団配送」という新サービスを開始し、分刻みの配送ネットワークプラットフォームの開放を宣言した。同社高級副総裁の王莆中氏によると、同社は技術プラットフォームや輸送力ネットワーク、産業チェーン川上・川下などを提携先に開放する。経営効率を高め、物流コストを削減し、直ちに配送する環境の構築を促すことが目的だ。
技術プラットフォームについて、美団配送は自社の「スーパーブレーン」即時配送システムを利用し、全システムの配送を実現する。美団配送の孫致釗CTOによると、同システムはピーク時にルート計画を毎時間のべ29億回行い、平均0.55ミリ秒で宅配員に1本のルートを計画する。そのため平均配送時間は30分以内に短縮されている。
輸送力ネットワークについて、美団配送はコンビニ、大型スーパー、オフィスビルなどの各種シーンに的を絞り、4種類の輸送力ネットワークモデルを形成した。各輸送力ネットワークモデルは「スーパーブレーン」や自動配送車などのスマート設備と結びつくことで、各種配送シーンと各店舗の需要を満たす。配送効率を高め、物流コストを削減する。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年5月14日