痔の治療薬で有名な「馬応龍」、今度は口紅を発売 (2)

人民網日本語版 2019年07月19日14:26

馬応龍は以前、同社が大健康公司を設立したのは主に企業のモデルチェンジ・アップグレードを促進するためと発表していた。

医薬品業界と比べると、化粧品事業は政策のリスクが低めで、粗利率も高い。馬応龍が財務報告で開示したデータによると、2017年の中国医薬品業界の粗利率は32.4%。各大手が開示した2016年の年次報告によると、世界最大の化粧品メーカーのロレアルの粗利率は71.58%、エスティローダーは80.6%、アジア最大の化粧品メーカーの資生堂は約75.99%だった。

有利な市場ではあるが、競争もすでに激化している。アイクリームを例とすると、資生堂、ランコム、エスティローダーなどのブランドはすでに消費者から高い信頼を得ており、化粧品のブランドに対する信頼感は長続きしやすい場合が多い。

痔の治療薬で有名な「馬応龍」がこうした畑違いの化粧品に進出し、同じく中国では誰でも知っているミルクキャラメルの「大白兔」もまた一連のコラボ商品を打ち出している。こうした現状を受けて、中国の食べる辣油「老干媽(ラオガンマー)」が老舗ブランドの「センター」を飾るべく、「ラオガンマー・チーク」を発売してくれることを心待ちにしているとコメントするネットユーザーもいる。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年7月19日

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