北京世界園芸博が「夏休み納涼」モードに 夜間の観光が人気

人民網日本語版 2019年07月25日15:43

夏に入り、このところ猛暑が続いている。北京世界園芸博覧会(世園会)事務局によると、現在北京世園会ではすでに「夏休み納涼」モードに入っており、豊富な夜間のショーやイベントが催され、「ナイト観光」が多くの観光客に人気となりつつあるという。新華社が伝えた。

このところ昼間は暑さが厳しく、参観人数も多いため、多くの観光客は午後になってから世園会会場に入り、夜に会場内の夜景やライトアップ、ショーを楽しむようになっている。観光客のナイト観光体験をより豊富にするために、「世園会納涼音楽美食フェスティバル」がこのほど世園会会場で開幕した。会期は8月末までとなる。さらに会場内の「園芸小鎮」では、国内外からやって来た有名なバンドやミュージシャン、ダンサーらによる素晴らしいパフォーマンスを心ゆくまで楽しむことができ、さらに特色あるグルメを味わい、ドイツビールを思う存分飲むこともできる。

会場内の媯汭劇場も多くの観光客がナイト観光で必ず訪れるスポットの一つになってる。毎週末の夜、ここでは「素晴らしい郷里」というタイトルの同劇場独自の演目が上演され、美しい山水や田園を光で表現するショーを鑑賞することができる。北京世園会事務局大型イベント部の関連責任者によると、同演目は世園会開幕式のパフォーマンス内容を最大限に再現したもので、一部の演目を再演しているほか、噴水もショーに取り入れており、世界的で独創性にあふれ、人文的な魅力もある優れた力作となっているという。

このほか世園会が作り上げた「光が織りなす幻想の森林」はAR(拡張現実)、人工知能(AI)、バーチャルリアリティ(VR)、ヒューマン・コンピュータ・インタラクションなど多くの技術と、「山海経」のなかの文化的要素を組み合わせ、観光客を想象に満ちた幻想的な光の旅へと誘っている。人々はこのショーで「神獣」や「ジャングル」、「閃光と雷鳴」といった壮観な光景を目にし、独自の視聴覚体験を楽しむことができる。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年7月25日

  

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