多くの地域の人々は、街路灯にいつの間にかカメラ、ディスプレイ、ソーラーパネルが設置され、照明のほかWi-Fi、ラジオ、充電、駐車料金支払いなどの機能が備わっていることに気がついている。この多機能スマート街路灯は現在、都市建設の中で広く応用されている。5G時代の到来により、スマート街路灯の意義がさらに際立っている。5G基地局には高頻度通信及び大容量・高速の需要があり、5G時代には多くのミクロ基地局により密集したネットワークカバーを実現しなければならない。人民日報が伝えた。
この多機能スマート街路灯は省エネのほか、都市の土地利用面積を減らし、資源の高効率利用も促進している。同時に一部の都市では気象観測所、大気質モニタリングなどの機能を持ち、環境保護の需要にも配慮している。
スマート街路灯の複数種類の資源総合利用により、未来のスマート都市に関する想像が膨らんでいる。モバイル決済、電子行政、スマートホーム、スマート街路灯など、スマート都市がその扉を開こうとしている。一部の長期的な構想によると、新型都市はIoT(モノのインターネット)、インターネット、人工知能(AI)などの技術を集約し、情報がリアルタイムで流動する有機体になる。家庭内の照明は睡眠状況に応じて自動的に開閉され、自動運転車が自動的にルートを計画し、健康指標が直接病院と連結する。各部分の連動作業により、都市は需要に応じて変化する。都市の運営効率と生活の利便性が大幅に高まる。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年8月9日