メディアの報道によると、米国のSNS最大手ツイッターとフェイスブックは19日、「公式に虚偽情報を発信した」ことを理由に、香港地区の暴徒の暴挙を明らかにする中国大陸部のユーザーの約1000アカウントを停止した。ツイッターは、アカウント停止の理由について、「政府とつながりのあるアカウントと見られ、香港地区に関する情報を組織的に発信し、拡大させている。それらの情報は香港市民の抗議活動の『合法性』を損なう」と説明した 。この件で、「技術的中立性」を保つべきツイッターやフェイスブックなど西側のSNS大手が、真実を伝える声に「虚偽」のレッテルを貼り、それらの声を封じ込めて、中国人の口をふさごうと躍起になっていることが明らかになった。(文・沈逸)人民網が報じた。
実際には、停止されたアカウントの内容を調査した結果、例外なく全てが、香港地区の街中の暴動の真相を示し、暴徒が警察を襲撃していることを明らかにする内容だった。自発的に警察を応援し、暴徒を批判し、真相を明らかにするアカウントを、「政府とつながりがある」とし、暴徒の暴力行為、破壊行為などを「正当、合理的」とすることは、一部の国が中国の内政に関与する醜い姿と恥知らずの行為を再び暴き出し、彼らが主張するいわゆる「言論の自由」、「報道の自由」に平手打ちを浴びせた。
芸能人のSNSファングループや影響力のあるネットユーザー、海外にいる中国人留学生など、中国の若者が今、インターネットやSNSなどを通して、自ら香港地区の人々とコミュニケーションを図り、香港地区を応援するというのは、至極当然のことだ。しかし、ツイッターとフェイスブックの行動は、西側諸国が唱えるいわゆる「報道の自由」がまとっていたベールを直接取り払った。そこには、客観的で真実に基づいた報道の自由も、客観的で中立の立場から理性的に伝えられる真相もない。あるのは特定の国とその国の利益のための情報操作戦略、特定のイデオロギーに対する紋切り型の概念に基づくむき出しの情報封鎖・操作、イデオロギー競争の分野の「我に従う者は栄える」という考えだけだ。