英国で学ぶ中国人留学生が「過火」を声高らかに合唱し、香港の過激なデモ参加者に対する怒りを表明した。歌詞の中に、「どうして君をとがめることができるだろう? それは君に自由をあげ過ぎた僕のせい」という一節がある。
さまざまな暴力的なデモの動きが、このところ香港地区でますます活発化しており、香港市民の苦しみも深まっている。また、香港の治安を乱す分子や過激なデモ活動を展開する人々が、最近、騒動を海外にも拡大し始めた。だが、彼らのたくらみは、愛国心に溢れる多数の留学生や華僑華人による反撃に遭い、最終的には、すごすごとその場から引き上げる結末を迎えることとなった。中国新聞網が報じた。
〇オーストラリア:消すことのできない愛国心「私は国旗に傘をさしかける」
現地時間16日夜、一部の香港の治安を乱す分子がオーストラリア・メルボルン州立図書館前で集会を開いた。現地に住む中国人留学生や移民たちは、自発的に集会場所に赴き、国旗を掲げ、ともに国歌を声高らかに歌い、祖国に声援を送った。
その後、ネットユーザーが思わず感激の涙を流す一幕があった。当日は小雨が降っていたが、留学生らは国旗が濡れるよりは自分が雨に濡れることを選び、国旗に傘をさしかけていたのだ。また、多くの人が自分のスマホやiPadを取り出し、画面に国旗の写真を表示させた。その場を見渡せば、皆の掌の中の画面は、「燃えるような赤」一色となっていた。
17日、オーストラリアに住む華僑華人は、シドニー市中心部にあるベルモア・パークにおいて、「国を愛し香港を守る 暴力反対」をテーマとする平和集会を自発的に開催した。当初、400人が参加を予定していたが、結果的には、3千人以上の華僑華人がこの集会に駆けつけた。
ある発言者は、「私は、30数年前に香港からオーストラリアに移住してきた。私の香港の友人たちは全員、香港特区政府を支持しており、香港警察を支持しており、『一国二制度』を支持している。香港の人々が、眼をしっかり見開いて、一部の人間に利用されることがないよう、切に望んでいる」と述べた。