リスクをたびたび防ぎ、挑戦に何度も立ち向かう試練の中で、中国の能力は増強を続け、中国の特色が日に日に明らかになってきた。中国が取得した発展の成果と経済危機対策の過程での主体的な動きが、世界各国にとってよいモデルになり、グローバル経済ガバナンスはいくつかのよい経験を積み上げている。
現在の状況をみると、グローバル経済の下ぶれ圧力は絶えず蓄積し、経済低迷のリスクがますます増大した。最近は、国際通貨基金(IMF)が今年のグローバル経済成長率予測を3.2%に下方修正し、過去10年間で最低になった。
未来に向かって、中国は経済危機が発生しないというボーダーラインをどうやって守り続けるか。潜在的な危機・リスクに効果的に対処するにはどうすればよいか。
HSBCアジア太平洋地域の王冬勝行政総裁は、「複数当局にまたがった金融管理監督の協調メカニズムを強化し、統一的で、協調的で、効率の高い金融監督システムを構築しなければならない。より高い次元でグローバル経済ガバナンスに関与し、グローバル経済・金融分野の改革を建設的に推進しなければならない。市場の予想を誘導し、市場の信頼感を高める能力を向上させなければならない」と述べた。
習近平国家主席が第2回「一帯一路」(the Belt and Road)国際協力サミットフォーラムの開幕式で述べたように、「より開放的な中国は、世界と共により良好な相互交流を行い、より進歩的で繁栄した中国と世界をもたらすことになる」。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年10月9日